誰でもできる イオンデポジット除去

車の汚れでなかなか落ちないのがイオンデポジットと言われるシミでは無いでしょうか。
ちなみに英語ではイオンデポジットなどとは言わず、ウォータースポットと言います。

日本ではイオンデポジットとウォータースポットと2種類の呼び方があり、それぞれ状態が異なります。

塗装表面の水滴が乾いて固着したシミがイオンデポジットと呼ばれていて、ウォータースポットは塗装内部までシミが侵食しており、塗装が窪んでしまっている状態のことのようです。
つまりウォータースポットは塗装面を研磨しないと基本的には取り除くことができないとされています。
イオンデポジットであれば、そこまで酷く無い状態なら研磨する必要も無く洗剤や薬剤で取り除くことは十分可能です。

白やシルバーなど明るい色の車であればあまり目立たないのでシミになっていると気づかないこともありますが、実際はどのような車両でもメンテナンスをしていなければ多かれ少なかれイオンデポジットと呼ばれるシミが付着しているはずです。

私は以前黒色の車に乗っていましたが、屋根のあるガレージに停めていても新車購入から2年程でイオンデポジットと呼ばれるシミはありました。

黒や紺色など濃色車で青空駐車をしていた場合、新車購入から1年もしないうちにポツポツとシミが目立つことなど不思議ではありません。


尚、現在所有しているBMW 3シリーズは購入してから2年半程経ちますが、青空駐車と言うこともありイオンデポジットが満遍なくありました。

ちなみに1年程前にイオンデポジット除去剤で拭き取りはしていましたので、取り除けないくらい酷い状況にはなっている訳ではありません。

一応この車両には納車時にD-PROのTYPE-FDと言う屋外駐車に適した親水タイプのガラスコーティングを施工してもらっていますが、このようなガラスコーティングをしたからと言ってシミが付かない訳ではありません。
ガラスコーティングはあくまでも車の塗装を保護するのが目的です。
紫外線や直射日光、雨風、雪、融雪剤などの攻撃を受け止めてくれるのです。
要するに犠牲となって車のボディを守ってくれているので、ガラスコーティング自体にキズが付き、シミも付くと言うことです。

ではガラスコーティング施工後はどのくらい美観を維持できるのでしょうか。
私の経験で言わせてもらうと月1回程度の洗車をしていたとして、長くて1年で短ければ半年くらいでしょうか。
コーティングの耐久性は価格に多少なりとも比例しますが、かと言って安いものと高いもので例え4倍の価格差があったとしても、耐久性はその価格差と同様に比例する訳ではありません。
5年耐久などと謳われているものであっても青空駐車なら2年も経たずにシミなどが目立っていましたので、洗車程度でその他のメンテナンスをしていなければ綺麗な状態は保てないのでしょう。

●年耐久と謳っているのは、そのコーティングが車のボディに定着できる期間なだけであって、キズが付かないとかシミが付かない期間と言うことでは一切ありません。
綺麗な状態を保つには洗車だけでは無く定期的なメンテナンスがどうしても必要になります。

D-PROのTYPE-FDと言うガラスコーティングは一応3年の耐久性があるとのことでしたが、月1回程度の洗車だけではやはり1年程度でイオンデポジットは付着していました。

洗車以外のメンテナンスとはどう言ったものがあるかと言えば、鉄粉取りやイオンデポジットの除去などで、ガラスコーティングの種類によってはメンテナンス用のコーティング(撥水ポリマーなど)を施すこともあります。

ボディがくすんでいるように見える一番の要因はこの中ではイオンデポジットと呼ばれるシミの付着と言えるのかもしれません。

比較的明るい色のボディカラーであればイオンデポジットはボディが乾いている状態ではそこまで目立たないケースもあります。
しかし確実にイオンデポジットが付いているので光の反射は鈍くなっています。

イオンデポジットが付いているのかを簡単に見分ける方法は、洗車して水分を軽く拭き取ってみればわかります。

拭き取ってもシミのような水の跡が残ります。
waterspot1.jpg

もう少しアップで。
再度拭き取ってみてください。
水分が残るところがイオンデポジットが付着している部分です。
waterspot2.jpg


このまま放置していると取り除くことが困難になりますし、どんどん蓄積され状態は悪くなる一方なので、ここは専用のクリーナーを使用して除去します。

使用したのはこちらのクリーナーです。


この専用クリーナーは1年程前に購入していたもので、今回で2回目の使用になります。

イオンデポジット除去剤で一番人気の商品を購入しても良いと思います。




使い方は簡単で、洗車後にゴム手袋をはめてクリーナーを適量タオルやウエス(キズが付かない生地)、スポンジなどに取り、ボディに狭い範囲に塗布するように塗ります。
目安は30〜50cm角くらいの範囲です。
擦るのでは無く、撫でるように塗り広げてください。

その後しばらくその狭い範囲に塗り続けているとシミが取れて行きます。
効果が無いと言うレビューなどあるかもしれませんが、それは時間を掛けずに終了させているからかもしれません。
乾かないようにゆっくりシミを浮かせるように作業をすれば、かなりイオンデポジットを取り除くことが可能です。
ただし塗装面が侵されるようなウォータースポットは物理的に塗装面がへこんだ状態になっているので、これは磨き(もしくは塗装)でしか直す方法はありません。

このクリーナーはかなり強力なのでおおよそのシミ汚れを除去することができます。

その代わりに皮膚への刺激も強いので手袋は必須です。
また炎天下や直射日光の当たる状況での作業も厳禁です。
このような状況で作業をするとボディが高温になっていてクリーナーが直ぐに蒸発してしまい、シミやムラが生じてしまいます。
日陰であっても真夏日であれば液剤が早く蒸発してしまうので、夏場であれば早朝など涼しい時間帯に作業をしてください。
それとフロントガラスに液剤が付着しないようにしてください。
ガラスが白っぽく変色してしまう可能性があるようです。
メッキモールも注意してください。
特に輸入車の場合アルマイト加工されているものだと液剤が付着するとくすんでしまう可能性が高いとのことです。
その他の注意事項に関しては説明書をよく読んでください。


シミ取りをした後に水洗いをし、その後直ぐにマイクロファイバータオルで拭き上げた状態です。
waterspot3.jpg


シミ取り前は水の跡がなかなか取れませんでしたが、シミ取り後は2回程拭き取るだけで水分は殆ど残らなくなりました。


つまりイオンデポジットが除去できていると言うことです。



作業時間はルーフだけで20分くらいだったでしょうか。
あまり長時間作業時間が取れないのであれば、ルーフ、ボンネット、トランクなど何回かに分けると数回の洗車でシミ取りができます。

最近ツヤが無いな、と思われたら、とりあえずクリーナーでシミ取りをしてみたら良いと思います。


その後はボディを保護するためにDIYできる簡単なガラスコーティングを施工してください。

このコーティングならド素人が真夏に作業をしても失敗することはまずありませんので、ベースとしてもオススメです。
私はこのコーティングを以前レガシィで使用したことがあり、また数ヶ月前に納車されたハリアーにも使用していますが、施工はものすごく簡単です。
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この記事へのコメント

大沢 優哲
2021年08月26日 22:56
突然失礼いたします。以前のブログで、エンブレムのカーボン加工をやっていたものを見ました。作成をお願いしたいのですが、作っていただけますでしょうか。
nt
2021年08月27日 07:39
コメントありがとうございます。

該当のページはこちらです。
製作費用等の詳細も下記のページでご確認頂けます。
https://cars-blog.seesaa.net/article/post-6c8e.html

ご希望であればカーボンエンブレム製作は受け付けておりますが、現在仕事が多忙に付き1ヶ月程製作作業に入ることができません。
おそらくご依頼頂きましても2ヶ月程はかかると思います。
それまでお待ち頂けるようでしたら製作いたします。
よろしくお願いいたします。